よくあるご質問

FAQ

よくあるご質問

レジデントの過ごし方は?
J-Osler規程に則り、初期研修終了後の医師(5年目まで)は、当院および関連施設である市中病院をそれぞれ少なくとも1年間ずつローテートし、幅広い臨床経験を積むことができます。市中病院ではcommon diseaseや緊急疾患への迅速な対応力を養い、当院では神経診察を丁寧に行いながら希少疾患にも向き合うなど、それぞれの施設で特色ある診療を学びます。
6年目以降は、関連病院への異動や大学院への進学などを通して、自らの関心領域に深く向き合いながら、サブスペシャリティを確立していく医師が多く、柔軟かつ主体的なキャリア形成が可能です。
とれる資格はどのようなものがありますか?
取得可能な専門医資格には、日本神経学会専門医、日本内科学会専門医、日本内科学会総合内科専門医、日本脳卒中学会専門医、日本認知症学会専門医、日本リハビリテーション学会臨床認定医・専門医、日本臨床生理学会専門医、臨床遺伝専門医、日本頭痛学会専門医など、多岐にわたります。
このうち、日本内科学会認定医および日本神経学会専門医については、基本的に全員が取得を目指すよう指導しており、それぞれ医師6年目・7年目に取得可能です。
また、日本脳神経血管内治療学会専門医については、本人の希望に応じて関連病院にて研修を受け、資格取得を目指すことも可能です。個々の興味・キャリア志向に合わせた専門性の構築が支援されており、多様な道が開かれています。
習得できる手技は?
神経診察や髄液検査に加えて、頸動脈エコー・経頭蓋エコー・眼動脈エコーなどの超音波検査、および神経伝導検査・針筋電図・反復刺激試験などの電気生理検査については、受け持ち患者さんの診療に加えて「検査番」として担当日を設けることで、系統的な技術習得を促しています。
希望があれば、さらに発展的な検査である筋エコーや神経エコー、運動誘発電位(MEP)、体性感覚誘発電位(SEP)なども学ぶことができ、個々の関心に応じたスキルアップが可能です。
留学はできますか?
研究・臨床留学共に可能です。原則は2年間程度です。
国内では、これまでに千葉大学神経内科、国立循環器病研究センター脳血管内科、大阪大学ゲノム生物学講座、国立精神・神経医療研究センター、東京都立神経病院脳神経内科、京都大学iPS研究所、放射線医学総合研究所などに留学しています。
海外へは、基本的には大学院卒業後あるいは専門医取得後としています。
これまでの留学先としては、ランカスター大学(英国)、ベーラー医科大学(米国)、メルボルン大学、シドニー大学(オーストラリア)、カルガリー大学(カナダ)、マーストリヒト大学(オランダ)、米国国立衛生研究所National Institute of Health(NIH)などがあります。
どの大学出身の先生がいますか?
当医局には、京都府立医科大学のほか、旭川医科大学、山形大学、金沢医科大学、福井大学、滋賀医科大学、大阪医科大学、大阪市立大学、大阪大学、愛知医科大学、山口大学、徳島大学、鹿児島大学など、全国の多様な大学を卒業された先生方が在籍しています。
医局創設から30年の間に、さまざまなバックグラウンドを持つ医師が集まり、それぞれの経験や視点を活かして、日々の診療・研究に熱意を注いでいます。出身大学を問わず、志のある医師を歓迎する風土が根付いており、互いに高め合える環境が整っています。
どのような疾患をみていますか?
こちらの診療実績のグラフをご覧ください。
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