京都府立医科大学神経内科は、神経内科、老年内科、脳卒中診療科領域の疾患の診療・教育・研究に全力で取り組んでいます。

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専攻医・医局員の声

藤野 雄三(2017年度専攻医)

こんにちは、神経内科専攻医の藤野雄三と申します。

唐突ですが私は、神経内科は患者さんの未来の人生を紡ぐ内科であると思いながら、仕事に励んでいます。それこそが神経内科の最大の魅力だと考えています。

近年多数の画期的な治療方法や研究成果が出てもなお、日々目の前の患者さんの病態の理解や治療の選択は難しく、頭を悩ませています。しかし、難しいからといって神経疾患で病める患者さんが少ないか、というとそうではありません。例えば、要介護の原因疾患を見ると、脳血管疾患や認知症がいかに社会に大きな影響を持っているか明らかです。私は昨年度、訪問診療の現場でそのような患者さんを診療する機会がありました。そこで疾患そのものの管理以上に悩んだことが、いかにその人らしく生きることを支援できるかという難しい問題でした。それは高齢者のみならず、若くして神経学的後遺症や進行性疾患を有する患者さんにも共通です。

もう1つの神経内科の魅力は、裾野が非常に広いということです。神経変性疾患のイメージが強いかもしれませんが、1秒を争う脳血管疾患を始め、Neurointensive careの領域は大変興味深いものです。頭痛やめまい、睡眠障害など生活に根差した症状から追及することもあります。勿論、認知症、神経免疫疾患、神経感染症、てんかん、末梢神経~筋疾患などそれぞれの分野が非常に高い専門性を有しており、そしてそれらが患者さんのQOL・健康寿命にダイレクトに結びついています。

急性疾患に対して積極的に治療を実施して疾患を治す側面と、慢性進行性疾患や後遺症に対して社会制度や生活環境を調整して疾患と付き合う側面、この2つが有機的につながることが、私にとって神経内科の醍醐味です。患者さんが1年後、5年後、そして天寿を全うするまで、「いかに良く生きることができるか」、日々多くの患者さんを診療させていただき、考えています。

当科の医局の特徴の1つは、幅広く広い観点から神経疾患を学ぶことができるということです。先に述べたような急性期疾患が担当の多くを占めることがあれば、神経変性疾患の診断や生活調整に尽力する機会も大変多く、それぞれの疾患に関してはエキスパートが医局には揃っています。また、病棟業務のみならず、外来業務や時に訪問診療を通じて、各生活段階の患者さんの様子をうかがうことができます。このような広い視点から神経内科を学んでいるのは、非常に大きな経験です。

患者さんに関してディスカッションが多いことも特徴だと思います。大学病院においては、基本的に1人の患者さんを3人で受け持ちますので、常日頃から上級医との会話を通して「なぜ」「なんのために」を考え調べる機会が多いです。全力でプレーしていると、時に見当外れな方向を目指してしまうこともありますが、このようなディスカッションはその修正に大変重要であると思います。チーム内のみならず、病棟医内や医局全体でもディスカッションの文化が根付いています。 その他に、論文抄読会や神経所見検討会、各種勉強会など勉強の機会には事欠きません。

勉強の仕方には患者さんを受け持った経験をベースにする方法、勉強会・耳学問をベースにする方法、自己学習する方法がありますが、上述のように当科はそのバランスが取れています。また、大学らしいアカデミックな雰囲気の中で、学会・論文発表の機会も多いことも特徴です。

是非、やる気に溢れる皆さんと一緒に学ぶことができることを心待ちにしています!!
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