京都府立医科大学神経内科は、神経内科、老年内科、脳卒中診療科領域の疾患の診療・教育・研究に全力で取り組んでいます。

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神経疾患Q&A

認知症とはどのような状態をいうのですか?

「成人になってから起こる記憶と知能の障害」をいいます。認知症といえば、物忘れ(記憶障害)が甚だしくなった状態と考えられがちですが、それだけではありません。記憶障害に知能の障害が加わった状態をいいます。

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知能の障害とは何ですか?

判断の障害と考えていただければよいと思います。具体的には、時間や場所がわからなくなります。われわれは、今何処にいるか、また季節はいつかなど、だいたい見当がついていますが、認知症ではこれらのことがわからなくなります。生活のいろいろな場面で、適切な判断ができなくなりますので、社会生活に不具合を生じます。

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家族が最初に気づく症状は何ですか?

「同じことを何度も尋ねる」ことで気づかれることが多いです。尋ねたことを忘れますので、同じことを何度も尋ねるわけです。「自分で物をしまっておきながら見つけられず、無くなった無くなったと大騒ぎする」こともあります。また、「冷蔵庫のなかに同じものがぎっしり詰まっている」ことで気づかれる場合もあります。これは、買ったことを忘れ、同じものを何度も買ってくるから起こることです。

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認知症の記憶障害の特徴は何ですか?

「昔のことはよく覚えているが、数分前のことを忘れる」という特徴があります。たとえば、電話できちんと受け答えしているように見えても、受話器を置くと、誰から、どのような用件の電話であったかを伝えることができません。また記憶障害の内容としては、体験したこと(出来事)はすぐ忘れますが、しっかり覚えたこと(知識)はなかなか忘れないという特徴があります。

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認知症をきたす疾患にはどのようなものがありますか?

アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、脳血管性認知症、前頭側頭型認知症などがあります。どのタイプの認知症かを鑑別するには、MRIや脳血流 SPECTなどの画像検査を利用して行います。

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認知症のクスリはありますか?

根本的に治療するクスリは、まだ開発されていません。しかしながら、進行を遅らせるクスリは、現在でも診療に使われています。このクスリの興味あるところは、効く症例と効かない症例があることです。服薬を始めて3ヶ月後に本剤の効果が最大となりますので、クスリをのみ始めれば、しばらくはのみ続けることが大事です。

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認知症が疑われる場合、どの科を受診すればよいでしょうか?

神経内科あるいは精神科の、「物忘れ外来」を受診されるのがよいと思います。大事なことは、どの科を受診するかではなく、認知症の専門医に見てもらうことです。ちなみに、当科には、1991年に全国ではじめて「老年期認知症の専門外来」が設けられ、現在も多くの患者さんが訪れています。

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何を食べれば認知症を防ぐことができますか?

確立されたものはありません。ただし、魚と野菜を十分にとることがよいと報告されています。具体的には、背の青い魚、色の濃い野菜を中心とした和食がよいとされています。また、お茶をのむ習慣もよいといわれています。

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認知症を理解するのに適当な本がありますか?

「認知性老人のとらえ方・対応の仕方(金芳堂、定価1,600円)」を当科で出版しております。認知症老人に対する対応の仕方が、一般の方が読まれても理解できるように、やさしく書かれています。

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